小 泊 遠 征 2015年8月9日〜13日 Topに戻る
8/9






























絵鞆を朝5時15分に出発しました。















8時にはフェリーターミナルに着いてしまって

乗船手続きにもまだ早すぎるということで

近くにある一映マリーナに寄ってみましたが

jこちらもまだ時間が早過ぎてだれもいませんでした。












フェリーターミナルに行くと港の外には

例の火災事故を起こしたフェリーが曳航されてきて錨泊していました。
















13時15分青森に到着

















青森市郊外で食料や飲み物を買出した後、

小泊に向かう途中で遅めのランチ。
















昼は「食堂」、夜は「焼き鳥屋」って書いていますが

この時間からカウンターにはかなり出来上がったお客様が数人、、、















カツ丼&ラーメンを食べて












お客のひとりに店の裏へ連れて行かれて、店主の車を見せてくれました。


店主に氷の相談をしてみたら、すぐに電話してくれて、

漁協からこんな車で塩氷を店まで配達してくれました。

ただまるっきりヤンキーの車が入ってきたときには驚きました。

店主の写真はありませんが、ご想像通りだと、、、










小泊館にチェックインする前に港へ寄ってみると

今日一日マグロを狙ってきたプレジャーの方がいました。

一度もマグロの跳ねを見ないままの帰港だったようです。

ここでも「氷余ってるから持っていってくれ」と、、、弘前製の氷をいただき、、、













小泊館のお風呂の後、明日からのマグロに備えて.

しっかりと腹ごしらえ、、、






22時には就寝。


鈴木斉さんも泊まっているようですが

どこかへ遊びに行かれているみたいです。


8/10
























野桜丸の係留場所が変わったっていうことで

朝5時、サンクス前で船長と待ち合わせ。

こんなトレーラーに燃料用のドラム缶積んで登場しました。

































新しい係留場所・脇元漁港に行ってみると

野桜丸が変わっています。 新・野桜丸ですね。

前の船もまだそのままにしてあるそうですが、、、














早速、タックルを積み込んで出港準備。



























港を出ると、待ちきれないドンはミヨシに立って

跳ねを探し始めます。




























船長はいつものスタイルで、、、 これが後で大変なことに、、、


権現崎をかわしてダンブエリアを北上していって

8時頃、竜飛岬近くまで行くと早速、マグロの跳ねが出ました!

(これが始まると写真を撮っている余裕はなくなります、、、)

最初のはメジのでしたが

その後、かなり大きな魚体が跳ね回ります。

何度も見つけて、ダッシュを繰り返しますが

微妙にタイミングがあいません、、、


その後、11時を過ぎてからはピタッと跳ねがおさまってしまって、、、

ただただ待機が続きます。


そんな待機している船団の中にSOULSのイチローさんの船もいます。

イチローさんが自分で操船していました。













今日の探索ルートは左の写真のコース

脇元漁港から50〜70mラインのダンブや一本釣り漁師が

占領しているエリアを探して

竜飛沖で一日のほとんどを待機。



小泊館に戻ってお風呂、洗濯をして夕食タイム。

先日、80kgのマグロを上げた鈴木斉プロが小泊館に寄贈されたので
                  (↑8/7の記事見てください)
食事には毎回そのマグロが出てくるそうです。



昨日は跳ねが一度も見られない全滅状態だったのに、

私たちは初日からいい思いが出来たので、満足感でいっぱい。

22時には疲れでダウン、、、、zzz



8/11





























朝のうち、竜飛上空だけ雨雲がかかっていましたが、

それもすぐに吹き飛ばされて

今日も快晴の一日に。













ただ、マグロも姿を見せてくれずに

どこまで走っても「異常なし」



諦めた船長がジギングを始めてしまいます。

その横で、ドンがジギングには手を出さずに、、、











8時頃になって見慣れた船が近寄ってきます。


















皆さんご存知のこのおふたり。

マリーナから来ていた2隻を見送りながら

津軽海峡方面を偵察されてきたようです。














でも、そちら方面もまったく「異常なし」、、、らしい

























ナブラ情報を交換して

竜飛西方向に偵察に向かって行きます。


この直後に跳ねが出たのですが、単発でおしまい、、、




夕方、4時ころになって突如、跳ねが復活。

しかもシイラナブラでマグロに跳ね上げられたシイラが空を飛んでいます。

距離も十分間に合いそう!

向こうからはT艇も向かってきています。

ところが一本釣り漁船が我々とその跳ねの間にいて

途中でスロットルを戻して静観、、、

T艇船長の情報によると、このとき漁師さんは200kgオーバーを

かけたものの、途中でばらしてしまったようです。


その後、野桜丸の両舷数mのところでも跳ねが出て、

ドンと私だけでなく、船長まで一緒にキャストしたものの

残念ながら誰のロッドもしならず、、、

それを最後に帰港。



今朝の野桜丸の偵察ルートはこちら。

脇元漁港を出て

まっすぐ100mラインの延縄エリアを通過。

ぜんぜん気配がないまま、

竜飛沖西側のいつもの場所へ。

マグロ船団は30隻を越えていますが

どの船もナブラを見つけたときの動きはありません。


竜飛岬横のうずしおポイントで

船長と私がジグを落とすと

ふたり同時にワラサがヒット。

ここだけは塩どまりが関係なく、

ワラサや小ヒラマサならいつでも釣れるって船長が言ってました。

ワラサに興味を示さないでいたので

一度しか落とさないで、またマグロ偵察に。

この間もドンはただひたすらマグロの姿を探しています。




釣行2日目が終わりましたが

昨日・今日とピーカンのもとで毎日12時間も海の上にいたので

3人とも日焼けで大変なことになってしまいました。

ドンと私は湯船に浸かることもできずに、、、シャワーだけ。

船長はホーマックにタイツと日焼け止めを買いに走りました。


8/12





























こちらが脇元漁港。

乗り組み用に写真真ん中のところを使わせてもらいました。

この反対側はキャンプしながら海で遊べる施設になっています。

きれいなバンガローが並んでいました。











あまり広くない漁港で

その中を静かに進みます。
















港出口あたりから後ろを振り返るとこんな感じです。

一番奥に見えているところが

先ほど乗り組んだところ。













港出口から北のほうを見ると

向こうに見えているのが権現崎です。

小泊漁港よりも権現崎周辺のナブラエリアには近いみたいです。












今日はどっちに向かうのかなって思っていると

昨日までと違って、ただひたすら真西に向かって

沖合いを目指していきます。


途中100mラインでは延縄をかけている漁師さんの船が1隻だけ。

今日からは他の漁師さんはお盆休みに入ったようで、

ダンブや一本釣りの漁師さんの姿はありません。

そんな延縄漁師さんの延縄をはるかに越えて

さらにさらに沖へと向かいます。


あまりにも心配になってきたので船長に聞いてみると

「津軽堆いってみるわ〜」

周囲は300mくらいの水深のところに一気に80mくらいまで

駆け上がる場所がそれらしいです。

その駆け上がりをベイトが上がってきたところを

マグロが追ってナブラになるポイントだそうです。


左の写真を見てもらうとどれくらいの距離かイメージでます?

それだけ走ってくれたのに

マグロの気配はここでもまったくなし、、、


気を取り直して船を竜飛に向けます。

でも聞こえてくるのは、気配が何処にも見えない話ばかり。



たくさんの船が寄ってきたり、寄っていったり

どちらの船からも

「ダメだね〜」


こちらFINALISTさんも、、、みなさんジギングで暇つぶし中。




鈴木斉プロがマグロ釣り動画の撮影でお世話になった

こちらの船長もツナロッドを握り締めてナブラを探しているお客様を放置して

船長一人でジギングお楽しみ中?

でも電話で情報収集でしょうか、、、












さすがのアヴァンギャルド・イチローさんも待機モード。


















そんな中、うちの船長はキャビンの上でナブラを捜索中?
















途中から姿が見えなくっていた辰美丸、

権現崎沖合いにいました。

でも朝のうち跳ねが見えたっていう情報があったものの、

辰美丸が来てからは一度も跳ねがないままだそう。






最終日はこんなマグロも漁師さんと一緒にお盆休みに入ってしまったかのような

静かな静かな一日で終わってしまいました。











脇元漁港に戻ってから野桜丸の全景を初めて撮影。

同宿の方から「あのイージス艦みたいなヤツ」って言われていたのが

こうして見ると良くわかります。

船長が自分で塗装されたそうです。



8/13
















今年初めての小泊館の朝食。

昨日までは例年になく早い出航だったので

宿での朝食は食べられませんでした。

最終日ですけど、、、











食堂には去年までなかったこんなものが用意されてました。

マグロ釣りにきたけど釣れなかった人用に

記念写真だけは撮れます。

これを釣ったのはSOULS代表の佐藤イチローさん。

今朝もイチローさんとは同宿で

玄関でしばらくお話をさせていただきました。



























小泊館を後にして

お決まりの十三湖道の駅でお土産を買い込んで

青森に向かいます。

青森で時間があったので

ドンは札幌ラーメンで「味噌カレー牛乳ラーメン」って有名な店がある!っていうので

カーナビなんかで探して行ってみるとぜんぜん違う店でした。

でもちょうど店の人が暖簾をかけている開店時間ぴったりで

フェリーまでの時間を考えるとこれから探している時間はない、、って

ここで食べてみることに。




ドンはつけ麺、私は写真の卵ラーメン。

チャーシューがあまり好きではない私ですが

ここのはすっごいおいしかった!

結果オーライでした。

ドンのいう「味噌カレー牛乳ラーメン」は次回までに調べておくことに、、、










12時30分発のフェリーに乗船して

16時10分函館到着。

コンビニとガソリンスタンドに寄ってから高速に。













白鳥大橋には18時40分到着。














帰っても奥さんが不在ってドンが寂しそうにいうので

小舟でご飯も食べちゃいました。






今年もマグロを釣り上げることは出来ませんでしたが

去年とはまた違っていろんなことがあって

いろんなことが勉強することができました。

同宿の方の中にも「苦節10年」でやっとっていう話も聞きましたが、

マグロ釣りって釣れなくても、それはそれで楽しい(悔し紛れ?)ものです。

我々は何年目にマグロが上がってくれるものかわかりませんが

これから来年に向けての準備が始めます。




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